ABI 社長室 事業企画担当 瓜田です。

今週も週刊うりた通信を発行いたします。

第百三十四回目のテーマは
『才能と変化』
です。

「才能」とは
ここでは
物事を巧みに行う、生まれつきの能力のこと
とします。

その上で
今回私がお伝えすることは
「自分には才能がないから
どうせやっても
仕方がないと思うことでも、
実際にやって積み重ねることで
状況は変化する」
です。


私は
短距離走を誰よりも速く走ることに
子供の頃からとても憧れていました。

しかし
実際の自分は
走ることがそんなに
得意ではありませんでした。

運動はある程度やっていたので
全く走れないわけではなかったのですが、
憧れていた
ずば抜けて速い人でもなく
目立って周りの人より速いわけでもなく
そこそこの速さでした。

また
自分に強い筋力があるとも
運動神経が高いとも
思っていませんでしたし、
そもそも速く走るという感覚を
得られないまま生きてきました。

そのように自分には
速く走る才能はないと
あきらめながら歳をとって
40歳を過ぎた頃に、
息子たち(双子)の足を速くするためもあり
私はオンラインの短距離スクールに
入会しました。

ただ
息子たちに関しては
やればやるほど速くなるのだろうと
期待がもてましたが、
私に関しては
今からやっても
もうそこまで伸びないだろう
という諦めの気持ちをどこかで
抱えながら入会したのです。

結果としては
トレーニングを開始してから
一年たった頃には50メートルで
1秒以上速くなりました。


夢に見た
ずば抜けて速い人になれたわけでは
ありません。

ですが
トレーニングを始めた当初に
自分が思っていた自分の才能の限界は
大幅に超えることができたのです。
最初は
なんでやっているかわからない
地道な基礎トレーニングを、
ただ教えられた通りに
ポイント(コツ)を意識して行いました。

そうするうちに
各基礎トレーニングが
短距離を速く走るための
どの要素に効果があるのか
わかるようになっていきました。

そして
バラバラだと思っていた
各種基礎トレーニングを
連動させて、
短距離を速く走るという目的に
統合できるようになり、
結果私は最初に想定していた
自分の才能の限界の速さよりも
ずっと速くなっていたのです。

才能だと諦めていたことも
やってみて続けることで
状況は変化したのです。


もちろん
世の中の一流と言われる走者の人
二十歳前後の若い運動をしている人
同年代でも本当に速い人
に比べれば全く速くありません。

それに
成果が出るまで、
基礎トレーニングの
意味や目的を理解するまで
継続するには、
速くなりたいという
「子供の頃からの憧れ」
つまり
「やりたい気持ち」
あったからだと思います。

また
初歩と言われる
基礎トレーニングを、
どうしても
どうやっても
できないことに気づき、
心折れて
諦めざるをえないケースも
あると思います。


それでも
才能だと諦めていることは
やってみて続けることで
状況は変化します。

そして
誰かと比べてではなく
過去の自分よりも
確かに速くなれたことに
私自身とても満足しています。

「速くなってもせいぜいこの程度までだろう
と思っていた自分の才能の限界」
もやってみて続けることで
超えることができました。

そして
やり続けた結果
漠然と劣等感を抱えていた
「才能」というものがなんなのか、
「才能」があるとはどういう状態なのか、
が整理でき
今は才能に囚われることなく
走ることに取り組めるようになっています。


皆さんは
才能をどんなふうに捉えていますか?

それでは次回またお会いしましょう!

追伸
以下フォームにて
皆さんが日々暮らしている中で気づいた困りごとと
その状況に対して希望する(こうであってほしいという)状況を
募集します。
どんな内容でも構いません^^お気軽に投稿ください。
https://forms.office.com/r/vE2WqGMU91


咳が続くと咳をするたびに肋骨が折れそうな圧迫感と痛みがある

咳専用の胸や背中に巻くサポーターないかな

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うりた通信とは

私が日々の情報収集で見つけた、皆さんにお伝えしたいと思うことを共有している。
テーマは仕事や勉強、健康、スポーツ、社会課題、テクノロジーやビジネス動向などなど。
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という願いをこめて送っている。
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