ABI 社長室 事業企画担当 瓜田です。

今週も週刊うりた通信を発行いたします。

第百三十回目のテーマは
『ブレストと視点の変更』
です。

「ブレスト(ブレインストーミング)」とは
ここでは
基本的に数名の人が集まり
テーマに対してアイデアを出すこと
とします。

その上で
今回私がお伝えすることは
「ブレストは
テーマ(お題)に対して
特定の箇所だけに
視点を当てると
すぐに意見(アイデア)が出なくなるけど
視点(見る所)を変えれば
たくさん意見が出る」
です。

事業企画担当の業務をやっていると
企画(課題に対する新しい対処の方法など)
を考える時にブレスト(ブレインストーミング)
を行って意見出しを行うことがあります。

その時に私がよく陥る状態は
テーマの中でも
ある特定のことばかりに
フォーカスして考えてしまい
意見(アイデア)が出なくなり、
頭の中が息詰まった感覚になることです。

ブレストでよく言われるルールとしては
・出たアイデアに対しては批判(否定)をしない
・質より量を重視する
・アイデアを組み合わせていく
・ブレスト中は判断や結論を出さないようにする
などがあるのですが、
それでも私は頑固で思い込みが強いところがあり
すぐにテーマに対して同じことだけを
考える状態になってしまいます。

そんな時に
なんとか新しい意見(アイデア)を
考えるために意識的に行っていることは、
テーマ(お題、考える対象)の
違う場所を見る
つまり
「視点を変える」
ということです。

例えば
ボールの投げ方を改善する
というテーマにおいて
上半身のこと(鍛え方など)ばかり考えているなら
下半身のことに考える対象を切り替える

りんごの美味しい食べ方
というテーマにおいて
味のことばかり考えているなら
色のことを考えてみる
などです。

この視点を変える
ことを促進するために
ブレストを複数人で
行うと思うのですが、
複数人でやっていても
違う視点を周りの人が出してくれても、
対象の違う箇所を見る
というのは意識しないと
すぐに自分の見たいところについて
考えることに考えが戻っていきます。

そのため
新しい意見(アイデア)を出す際に
考えに息詰まる時には
「テーマ(お題、考える対象)の
違う場所を見て(考えて)視点を変える」
ことを意図的に行うことが
とても効果的です。

もちろん
視点の固定以外にも
意見を出づらくする要因は
沢山あると思います。

また
「どんな小さな意見でも
ばかばかしいアイデアでも
とにかく出す」
など
アイデアを出して広げる方法は
他にも沢山あります。

それに
ここではアイデアを狭めると言っている
「テーマを深掘りするために
同じことをなん度も考える」
ことで
理解や思考が深まり
そこから新しい何かを発見する
ということだってあると思います。

それでも
気がついたら
意見(アイデア)が出ない
同じことしか考えていない
と思ったら、
「テーマ(お題、考える対象)の中でも
違う場所を見て視点を変える」
ことを意図的に行うことが
意見(アイデア)を
出す上で重要なポイントになります。

皆さんは
意見(アイデア)をどのように出していますか?

それでは次回またお会いしましょう!

追伸
以下フォームにて
皆さんが日々暮らしている中で気づいた困りごとと
その状況に対して希望する(こうであってほしいという)状況を
募集します。
どんな内容でも構いません^^お気軽に投稿ください。
https://forms.office.com/r/vE2WqGMU91


行ったことののない街で車を運転すると標識を見逃しやすい

標識に反する状態になったらアラートを出してくれるカーナビないかな

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うりた通信とは

私が日々の情報収集で見つけた、皆さんにお伝えしたいと思うことを共有している。
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という願いをこめて送っている。
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