ABI 社長室 事業企画担当 瓜田です。
今週も週刊うりた通信を発行いたします。
第百三十七回目のテーマは
『沈黙と無理な会話』
です。
「沈黙」とは
ここでは
口をきかないこと
物音もなく静かなこと
とします。
その上で
今回私がお伝えすることは
「会話の中で沈黙が訪れると
無理に会話をして辛くなるけど、
沈黙を止めるために
無理に会話をしなくても
そのさきはあるから大丈夫」
です。
私は人と話すときに
会話が続かず沈黙が訪れることを
恐れています。
会話の中で沈黙が訪れると、
「自分がつまらない人間だと
思われるのではないか」
というプライドが現れたり、
「相手に嫌われてしまうのではないか」
という恐怖を感じたりします。
その結果
自分のプライドを守るために、
そして
相手に嫌われないために、
相手の気持ちも考えずに
不自然な話題をあげてしまい、
自分をかばうためだけの会話に
相手も気づき
ギクシャクした雰囲気になります。
そんな時
私は結局
相手のことではなく
自分のことばかり考えているから、
話をしていると
相手がイラついたり
相手につまらないと思われる
のだと思います。
そして
そんなふうに
自分を守るために
「相手に媚びるように」
「相手に取り入るように」
沈黙を恐れて
会話をするから、
私と話す人は
私と一緒にいづらいと
思うのかもしれません。
そのようなことをずっと
続けてきて、
そんなふうに
思い込み続けてきて、
私が今思うことがあります。
それは
「沈黙」の状態になったら
そのままやり過ごしてもいい
ということです。
沈黙になった時には、
焦って話題を探して
沈黙を止めることを第一目的にして
なんとかその場をやり過ごすのではなく、
その時の
相手や自分自身
そしてその場を
感じながら
そのまま沈黙の中にいるのです。
最初は
会話ができない自分の不甲斐なさや
つまらないと思われているという
悲しさを抱えながら
沈黙していました。
しかし
次第に
会話ができない不甲斐なさも
つまらない人と思われたくないというプライドも
嫌われてしまうのではないかという恐怖も
そこまで苦も無く手放せることに
気づきました。
そして
沈黙が耐えられない相手は
その場からちゃんと自分で去ってくれるし、
沈黙が許容できる相手とは
一緒に沈黙の状態を共有できることに
気づきました。
沈黙は、
前ほど怖いものではなくなりました。
もちろん
相手が気まずくならないように、
「身の周りにあることを話題にする」
「相手に質問する」
といった気遣いをすることは
大切なことだと思います。
それに
沈黙することの目的は
沈黙を貫いて
相手に無関心だと伝えること
ではありません。
また
人と相対して
沈黙に身を置く気力もない時には、
そもそも
無理に人との沈黙の中に身をおかず
ひとりになることも大切だと思います。
それでも
誰かと一緒にいる時、
「自分が嫌われないために」
「自分が傷つかないために」
「自分のプライドを守るために」
不自然に話しかけるなら、
沈黙が訪れた時に
ただ沈黙の中で
「相手のこと」
「自分のこと」
「周りのこと」
を感じて考えるだけでもいいと思います。
そんな選択肢があってもいいと思います。
皆さんは
会話の中で沈黙があったらどうしますか?
それでは次回またお会いしましょう!
追伸
うりた通信は9月をもって全体配信を終了します。
ただ
不定期になりますが
こちらのサイトで引き続き投稿します。
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中学校のとき制服は最初はブカブカで最後はツンツルテンだった
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うりた通信とは
私が日々の情報収集で見つけた、皆さんにお伝えしたいと思うことを共有している。
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という願いをこめて送っている。
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