ABI 社長室 事業企画担当 瓜田です。

今週も週刊うりた通信を発行いたします。

第百二十六回目のテーマは
『本番と気にすることのできる範囲』
です。

「本番」とは
ここでは
練習などではなく、
結果が出たり
その時を境に今後の方向が決まる場
とします。

その上で
今回私がお伝えすることは
「本番では
気にすることやることが多いけど、
準備した全てを
気にすることもやりきることも
できはしないので、
できなくても本番中は引きずらない」
です。


昨日私は息子(小学生)の
サッカーのジュニアユースセレクションに
行ってきました。

ジュニアユースセレクションとは
Jリーグチームが中学生年代の
下部組織へ入団させる選手を選抜するための
サッカーでのお受験のようなものです。

セレクションは
500名くらいから数名しか
選ばれない狭き門です。
※有力選手はすでに内定している

そこには他県からセレクションを受けにくる
家族もいて、
親は子供がセレクションに受かるために
最大限のサポートをしています。

そして
親たちがスタンドで見守る中
セレクションは開始されました。

すると親たちは
基本ができていない
自分の子供たちに落胆します。

あれだけ声を出せと言ったのに
あれだけパスを正確に出す練習をしたのに
あんなに首を振って周りを見る練習をしたのに
と。

あれだけ
言ったのに、
あれだけ
練習したのに、
と基本的なことができている
他の子に比べて
自分の子供はできていないと、
終始自分の子供の足りないところを
嘆いていました。
※親だってこの時にかけているので
 痛いほど気持ちはわかります、、

そして
子供の中には
言われたことや練習してきたことが
できない自分に気づき
自信をなくして
萎縮してしまう子供もいました。

そんな中で私が気づいたことは
「本番の舞台では
今までやってきたことができないことが
当然のようにあるということ」
そして
「本番の最中にできないことがあっても
そこに気を取られないこと」
です。

本番の舞台で対応している子供達は
必死です。

自分の今後が決まる緊張する本番で、
しかも基礎能力の高い子供たちの集まりの中で、
基礎もきちんとこなして
その上で自分の強みも出そうとしているのだから、
気にすることもやらなければならないことも
山ほどあります。

そんな中でやっているのだから
気にすることを忘れることも
練習通りにやれないことも
あって当然だと、
セレクションの現場を
目の前で観た私は
心からそう思ったからです。

もちろん
本番の状況下でも
様々なことを気にできて、
基礎をきっちりこなし、
自分の強みをしっかり出せた子供が
選抜されるのだと思います。

それに
本番でできなかったことに
気づくのはとても大切です。

本番が終わってから
その状況でできなかったことを振り返り
次からできるようになるために
考えて練習することで、
「次」
が待っているのだと思います。

それでも
本番のその時には
知っていても
気にすることができないことだって
練習していてもできないことだって
当たり前にあると
きちんと受け止めて、
自分を責めないこと
が重要です。

そして
本番の最中に集中すべきは
目の前のこと
これから本番の中でやること
だと思っています。

皆さんは
本番の時にどうやって自分の力を発揮しますか?

それでは次回またお会いしましょう!

追伸
以下フォームにて
皆さんが日々暮らしている中で気づいた困りごとと
その状況に対して希望する(こうであってほしいという)状況を
募集します。
どんな内容でも構いません^^お気軽に投稿ください。
https://forms.office.com/r/vE2WqGMU91


映像・写真・アニメーション・イラストなど、たくさんのクリエイターの人の個人的な考えを子供が聞く機会がないよな(EXPOみたいな)

クリエイターの集まりに子供がいける場は作れないかな

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うりた通信とは

私が日々の情報収集で見つけた、皆さんにお伝えしたいと思うことを共有している。
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という願いをこめて送っている。
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