ABI 社長室 事業企画担当 瓜田です。
今週も週刊うりた通信を発行いたします。

第百二十七回目のテーマは
『クリエイターと5%の個性』
です。

「クリエイター」とは
ここでは
自身の持つスキルや能力を作品などで具現化し、
価値として提供する人
とします。

その上で
今回私がお伝えすることは
「個性が重要と思える
クリエイターであっても
顧客の要望の具現化が優先で
最後に自分の個性を加えている」
です。

先日私は
自治体EXPOにいってきました。

そこで私は
自治体EXPOの隣の会場でやっていた
クリエイターEXPOを見かけ
立ち寄ってみました。

会場には
映像・写真・アニメーション・ライティング
イラスト・音楽
などのクリエイターの個人ブースが
100個くらい出展されていました。

私が
各クリエイターブースの作品を
みて回ると、
その作品は皆その人(や事務所)
独自の個性があり、
その個性は素人の私がみてもすぐに
わかる程でした。

そして私は
クリエイターの方々30名くらいに
「作品を制作する上で
一番気にしていることは何ですか?」
と質問をして回りました。

様々なジャンルのクリエイターの方が
プロとして作品を作る上で
何を一番大切にしているかを
聞いてみたかったからです。

そして
その時のクリエイターの方の
回答で一番多かったのが
「まずは顧客の要望や
顧客が具現化したいイメージを
聞いて確認すること」
でした。

その回答を聞いて私は
「作品(クリエイターが展示している)は
とても個性的だと思いますが
それはどのように作品に反映するんですか?」
と質問しました。

そしてこの時の回答で一番多かったのは
「自分の個性は
作品を作るときに
自分の引き出しから
出して最大限に活用するけど
それは最後の最後、
顧客のイメージが固まって
それを具現化するための
[手段]として使う」
でした。

クリエイターについて全く知らない
その日の私の感想は、
「クリエイターの人や作品は
みな独特で個性的だけど、
仕事のスタンスは
世の中の働く人とそんなに変わらない」
ということでした。

クリエイターの方たちも
仕事をする上では、
まずは顧客の要望を
聴いたり、引き出したり
することに注力している。

そして
顧客の課題やニーズを見える形にして
それを顧客と共有した上で、
顧客の要望を叶えるための
解決策(成果物・作品)
のところまできて初めて、
自分の持っているスキルや個性
を最大限に活用していたのです。
※顧客の要望を実現するという
 大目的の範囲内で


もちろん
顧客の要望を叶える
ための「手段」として使う
自分の個性(やスキル)は、
クリエイターの方としては
全く軽んじるものではなく、
とてつもないこだわりがある
ものだと思います。

また
クリエイターの方の中にも
「アーティスト」と呼ばれる方々のように、
自分の作品がまずあって、
それを顧客(ユーザ)側が
自分(顧客自身)の要望を満たすために
活用する、
という仕事の形をとっている人も
いると思います。


それでも
クリエイターという
自分の個性を表現することで
仕事をしている方々の多くは、
まずは顧客の課題や要望を明確にして
それを顧客と共有し、
その解決策としての作品(成果物)
の範囲の中で、
自分の持っている個性やスキルを
最大限に表現しています。

そしてそれは
世の中で働く人のスタンスと
変わりませんでした。

逆にいえば
世の中の大半の人も
許されたわずかな範囲の中で
最大限の個性を発揮することは
できるのではないかと思いました。


皆さんの
自分にとっての個性とはなんですか?

それでは次回またお会いしましょう!

追伸
以下フォームにて
皆さんが日々暮らしている中で気づいた困りごとと
その状況に対して希望する(こうであってほしいという)状況を
募集します。
どんな内容でも構いません^^お気軽に投稿ください。
https://forms.office.com/r/vE2WqGMU91


夏場にお弁当を持っていくときに保冷剤を大量に保冷ケースの中に入れるので
重いしかさばるので持ち運びが大変

薄くて軽い性質の保冷剤(もしくはその保冷剤が合体された保冷ケース)ないかな

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うりた通信とは

私が日々の情報収集で見つけた、皆さんにお伝えしたいと思うことを共有している。
テーマは仕事や勉強、健康、スポーツ、社会課題、テクノロジーやビジネス動向などなど。
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という願いをこめて送っている。
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