ABI 社長室 事業企画担当 瓜田です。
今週も週刊うりた通信を発行いたします。
第百三十二回目のテーマは
『偏見と捉え方』
です。
「偏見」とは
ここでは
ある物事に対する
客観的な根拠なしに
いだかれる先入観や判断
とします。
その上で
今回私がお伝えすることは
「偏見をいつもしている
という認識を持つことで、
誰かを追い詰める考えに
気付くことができる」
です。
ハラスメント研修を受けさせてもらってから
自分がさまざまなことを偏見の目で
見ていることに日々気づかされています。
例えば
著名人の着ている服装が
実は自分はそんなにいいと
思っていない時にも
「きっと今はこういう服が
オシャレなんだな、
だとしたら
そういった感性を取り入れて自分も
いいと思わなければいけない」
と考えていたり。
※権威のあるものがいいといったものは
自分ではそれが本当にいいかどうか
腑に落ちていないのにいいと思い込んでいる
そしてそうでないものを理由もなく見下す
自分が苦労して手に入れた
スイーツ(蜜が出て甘みが強くて柔らかい焼芋)を
家族が食べてしまい
その家族に対して
人の苦労して手に入れた
とても楽しみにしていたものを
勝手に食べるなんて
どういう神経しているんだと
あたってしまったり。
※自分が苦労して手にした分価値の高いものだと
思い込んでいる
それがわからないなんて理解できないと見下す
極め付けの偏見は、
誰かが
「〇〇は△△だからそうなんだよ」
と決めつけている姿を見て、
「この人は決めつけているから偏見が強い人だ」
と私自身がその人のほんの一部分だけを見て
その人の性質を決めつけています^^;
笑い話のようですが
私は毎日そんなことばかり繰り返して
過ごしています。
そして
そんな日々を繰り返す中で気づいたのは、
自分は少しの偏見(思い込み)もなく
考えて判断していることはない
ということです。
そして
そうだとしたら
自分が毎日考えている
「これはこうでしょ」
「自分の感覚や考えが正しいでしょ」
と無意識に思う時には
「本当に?」
「違う感じ方は?考え方は?」
と考えることで
誰かを追い詰めるような思い込みが
少なくなるかもしれない
ということです。
もちろん
偏見を持って自分の都合のいいように
考えるから
毎日心の安全を保って生活できている
のだと思います。
それに
自分の考えや
人の考え全てに
本当にそうなのか
と疑っていてはキリがありません。
また
全ての偏見をダメなこととしてしまうと
無意識で判断していたことまで
決められなくなって
何も行動できなくなってしまいます。
偏見がダメなことでしかないなら
自分に好嫌いがあることすら
許されなくなってしまいます。
なので私は
偏見はあってもいい
偏見はなくならない
と思いながら、
「これはこうでしょ」
「自分の感覚や考えが正しいでしょ」
と無意識に思う時には
「本当に?」
「違う感じ方は?考え方は?」
と考えて
できるだけでいいから
誰かを追い詰めるような思い込みになっていないかを
考えたいと思います。
皆さんは
自分の周りにどれくらい偏見があると思いますか?
それでは次回またお会いしましょう!
追伸
以下フォームにて
皆さんが日々暮らしている中で気づいた困りごとと
その状況に対して希望する(こうであってほしいという)状況を
募集します。
どんな内容でも構いません^^お気軽に投稿ください。
https://forms.office.com/r/vE2WqGMU91
例
咳が止まらなくなると本当に辛い
抗生物質以外で咳を止める方法ないかな
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という願いをこめて送っている。
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