ABI 社長室 事業企画担当 瓜田です。
今週も週刊うりた通信を発行いたします。

第百二十八回目のテーマは
『固定概念と例外の受容』
です。

「固定概念」とは
ここでは定着している考え、変わらない考え方、思い込み
とします。

その上で
今回私がお伝えすることは
「こうであるべきという
固定概念があっても
例外を認める心の余白を
いつも持つ」
です。

先週の帰社日にハラスメント研修を受けて
私は自分が無意識のうちに
「〇〇ならこうであるべき
〇〇ならこうでなければならない」
と常に考えていることを痛感しました。

そして
日々の生活を振り返り
周りを見渡してみれば
同じような状況なのかな
と思いました。

例えば
弱いものは必ず手を差し伸べて
助けなければならない
とか
人や生き物の気持ちには
共感しなければならないなど、
一見良さそうな考えに思えるけど
弱い存在がいても
助けずに見守っていた方が
いい場合もあるし、
人や生き物の気持ちに共感しすぎて
心や体を持ち崩してしまうこと
もあると思います。

また
私の知っている
少し専門的な例で言えば、
陸上の短距離では
速く走るなら
 足は後ろではなく前で回さなければならない
 背中は丸めないで真っ直ぐにしなければならない
などがあります。

これは世界や日本のトップの選手の見ると
皆そうしているから
科学的な根拠もあるし、
大多数の人にとっては
その姿勢で走る筋力がついて
神経伝達としてその動きができるようになれば
確かに速くなっている実績があるからです。

しかし
そうすべきと言われるその走り方
が身体的な理由で
どうしてもできない人もいれば、
すべきと言われた走り方から
外れた方が速く走れる人も
いると思います。

また
長い目で見ていいやり方
ではなく、
今のその時・その瞬間に
自分の全力で走るためには、
いつもやっている
やり方の方が
力を発揮できて
その時にしか掴めない
未来につながるチャンスを
掴み取る場合だってあります。

そして
未来には
背中を丸めて
足を後ろに蹴って世界一になる
選手が現れるかもしれません。


その上で
私がこうしたいと思うことは、
日々の生活で
「〇〇であればこうである
〇〇であればこうすべき」
と無意識に考えてしまうときには、
「〇〇が全てではない
(逆に言えば一部)」
という心の余白を常に持つことです。


もちろん
科学的に根拠があり
体型立てられていて
実績のある考え・やり方のほうが、
多くの場合や
多くの人にとっては
より高い確率で目的が達成できる
良い方法だと思います。

それに
例外の発生は
とても数少ないことなので、
例外を優先させて
大多数の人がそれに合わせる
ことが最善ではないと思います。

また
例外はあると
わかっていて
認めていても、
「こうであるべき」と
例外を考慮しない形で
言い切らなければならないときだって
あると思います。

また
例外の存在を
自分としては
精神的(価値観的)にどうしても
受け入れられないことだって
仕方がないことだと思います。

それでも
「〇〇であればこうである
〇〇であればこうすべき」
と無意識に考えてしまうときには、
それに当てはまらない例外はあり、
人によっては
場合によっては
例外のやり方や考え方
そしてあり方の方が
いいことがあると、
いつも心の余白を残しておきたいと思います。


皆さんは
どんな時にこうであるべきと思いますか。

それでは次回またお会いしましょう!


追伸
以下フォームにて
皆さんが日々暮らしている中で気づいた困りごとと
その状況に対して希望する(こうであってほしいという)状況を
募集します。
どんな内容でも構いません^^お気軽に投稿ください。
https://forms.office.com/r/vE2WqGMU91


夏は激しく日焼けするけど日焼け止めを塗るのはベタついて嫌だ

何も塗らなくても日焼けどめできる方法はないかな

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うりた通信とは

私が日々の情報収集で見つけた、皆さんにお伝えしたいと思うことを共有している。
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という願いをこめて送っている。
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